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スペシャルインタビュー

シアトルに出張した吉成靖子さんに、お話を伺いました。

  − Microsoft 主催のVisio Conferenceにご出席されてきたそうですが、
   感想を教えていただけますでしょうか?
 

2006年の1月19日、20日にシアトルで行われたVisioカンファレンスに参加しました。英語をあまり理解しない私は、参加に不安がいっぱいでした。
一人で飛行機に乗って、現地までいけるのか、という不安が80%を占めるという情けない状態だったのです。

   
  − シアトルに海外出張だったのですね。
   事前に会社から何かアドバイスはありましたか?
  口をすっぱく言われたのは、現地に着くのは早朝なので、時差ぼけしないようにホテルにチェックインしても寝てはいけないとアドバイスを受けました。
が、ギリギリまで別のプロジェクトの作業をしていたため、頭痛を抱えたまま、1日過ごしました。
   
  − どんなところに宿泊されたんですか?
  Waterfront Marriot Hotelという高級ホテルでした。まさか、ここに5泊もすることになるとは、このときには思いませんでしたが。
   
  − Conferenceについて教えてください
  到着した日の夕方にカンファレンスへの受付を済ませ、翌日のMicrosoft CEOのSteve Ballmerの講演から始まりました。
この講演は、Projectのカンファレンスと合同で行われたため、別会場へバスで移動しました。2つのカンファレンス参加者が集まり、多くの人の熱気と興奮で、ワクワクしました。
バルマー(現マイクロソフト社長)はパフォーマンスがすごいと聞いていたので、そう驚かなかったのですが、舞台を動き回って、身振り手振りで話していました。そのエキサイティングぶりが気持ちをポジティブに持っていってくれたように思えます。

話の内容はというと、(ネイティブの英語は早すぎて、細かいことはわからなかったのですが)、Project12とVisio12のことについてでした。
この2つのソフトウェアを組み合わせることでより、情報の可視化がもっとビジネスに効果をもたらすのかという印象でした。現バージョンでもできますが、次期バージョンでは、もっと変化が出てくるのでしょうか。楽しみです。講演の最後に質問時間があったのですが、次から次へと質問者(目立ちたい人も)が出てきて、日本では見られない光景でした。バルマーの写真を撮ったのですが、ピンボケしていたダメでした。座席は前に行くべきですね。外人は大きい人が多いことを忘れていました。
   
  − 生バルマーを見ることができたわけですね。
   では、Visioの本セッションについて教えてください。
 

Visioの本セッションは、宿泊したホテルで行われました。まずは、Visio12の概要からセッションがスタートし、パワーアップした機能、新しいテンプレート、新機能、デモをすれば絶対見栄えのする機能が紹介されました。

抜粋して説明しますと

  • コネクタツールがパワーアップし、接続ポイントを指定するだけで、あっという間に接続される。とても素早い動き。
  • テーマという新機能。パワーポイントの配色機能のイメージ。
  • 作業ウィンドウに新しい種類が追加。エクセルの条件付き書式的な視覚表現機能。
  • データベースとの接続機能がすごい。より可視化された印象。
  • ピボット ダイアグラム テンプレートが追加された。

Office12はUIに大きな変化があるようですが、Visioはそんなに変わらないようです。

   
  − Conferenceに行って得たものは何かありましたか?
 

今回のカンファレンスには、日本から複数のVisioのパートナーの方が参加していました。初日の夜にパーティ(ドレスの世界を想像しましたが、普段着でした)、日本のMSの方が主催してくださった打ち上げにより、交流を深めることができました。日本でのイベントだったら、他の会社の人と交流ということは考えられないのですが、海外という特別な環境がよかったのだと思います。

   
  − シアトルはどんな町でしたか?
 

シアトルですが、シーフードが大変おいしかったです。牡蠣とクラムチャウダー、ワインを堪能しました。街中にスターバックスをはじめとするカフェがあるのが印象に残りました。それに1年のほとんどが雨や曇りというのも意外でした。

  − その他、ハプニングはありましたか?
  ありました。(笑)カンファレンス終了日翌日の昼の便で帰国の途に着く予定でした。朝、部屋にMSの方から連絡があり、「成田が雪で帰国便が欠航となっている」と。
とにかく帰国便を押さえる必要があるので、HISの日本語サポートに電話をしました。「あさっての便で、ポートランド経由で成田着になります。」ということで、結局2泊も余計に宿泊することになってしまいました。
   
  − あ、あの日ですね。あの日は成田は確かにすごい雪でした。
  日本に電話をしたのですが、日本は深夜のため連絡が取れず、しょうがないよねと高級ホテルを延泊したのでした。
月曜の仕事のキャンセルや、実家に子供を引き続き預かってもらう連絡などを入れて、日本では出来ない「ゆっくり」をすることに決めたのでした。ところが、2歳の娘とこんなに長く離れるのは初めてだったので、私のほうが恋しくなってしまいました。娘は何でもなかったようです。結局、ゆっくりは出来ませんでした。帰国の日、アラスカ航空でポートランドまで45分のフライトをし、成田への直行便で無事帰国いたしました。
   
  − 今回の出張の総評をお願いします。
  今回の海外出張は、本当にたくさんの経験をしました。最後に思いもかけない出来事もあり、成長することができたと思います。この経験を会社に還元していきたいと考えております。
   
  − 最後にこのページを呼んでくださっている皆様にコメントをください。
  声を上げるのは、なかなか難しいことですが、こういうのは体験すること、参加することが大切ですので、ぜひ機会を逃さずに挑戦してみてください。
   

以上、ありがとうございました。