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執筆のきっかけ |
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− 今回の書籍を執筆することになったきっかけを教えてください |
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T - 普段、Microsoft Office Specialistの対策授業を担当することもありましたので、いつかはそれを形にしたいと思っていました。他に参加していたプロジェクトが終了し、ホッとしていた時に声がかかりました。
Y - ライター養成講座を受講したことがきっかけです。
S - 以前からテキスト業務には、興味があり、5月のライティングオーディションに応募しさらに6月のライター養成講座を受講したことです。
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− ライター養成講座の受講後、どれくらい経っているか教えてください |
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Y - 2月に受講して、オーディションが5月にありました。
S - 6月のライター養成講座の後、2週間後ぐらいにお話をいただきました。 |
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執筆中 |
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− 実質、どれくらいの期間で執筆されたのですか? |
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執筆は7月から書き始めて2ヶ月くらいでした。あと、校正と模擬問題プログラムの完成に1ヵ月半で、トータル3ヵ月半です。
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− どのようなことに注意して執筆されましたか? |
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T - Word特有の機能も、本章において、なぜこの機能が必要なのかを、操作で無理なく体得し、それを繰り返して練習することにより確実なものにするための、章末問題、巻末総合問題、模擬問題という流れを意識しました。
Y - 誤ったことを書かない、誤字脱字です。
S - 初めは、指示書の書き方どおりに書くことで精一杯でした。 |
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− 途中で「もうやめたい」と思われたことはありましたか? |
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T - 今まで他のプロジェクトでは感じなかったのですが、今回は、ありました(苦笑)原稿を書くこと以外の作業も多く、ずっとかかりっきりだったので、出口のないトンネルに入った気分のときもありました。
Y - もう何度も!(笑)後半は別のプロジェクトと昼間の仕事があって、時間のやりくりが大変でした。
S - あります、あります。仕事がいくつも重なったときなど。 |
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− 大変だったこと、辛かったことは何ですか? |
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T - 担当した章の「超」新機能を、読んでくださる皆さんに理解しやすいように文章にまとめることですね。あと、Microsoft
Office Specialist自体が人気の資格なので、皆さんの期待に応えられるようにというプレッシャーもありました。
Y - 子供が1才になったばかりで、就寝が23時近くであるうえに、夜泣きをすることも多く、思うとおりに時間がとれず、2時間位の睡眠が続いたことと、いつの間にか子供がしっかり歩いていて、成長の証の感動を味わえなかったことです。
S - 初めは1行の文章がなかなか書けずに、辛かったです。 |
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− 逆に、楽だったこと、楽しかったことは何ですか? |
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T - 原稿をチェックしていただいた皆さん全員に、「よい本ですね。」と褒めていただいたことと、プロジェクトがだんだん一致団結していくのを感じたことですね。3人で励ましあわなければ、できなかった仕事でした。
Y - ただひとつ。素敵なメンバーとお仕事ができたことです。
S - 書く作業は、基本的には、一人ですが、メンバーの方とのコミュニケーションがとても楽しく、大いに励まされ、心の支えになりました。 |
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執筆後 |
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− 入稿した感想を教えてください |
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T - 本当にほっとしました。一報を頂いたときは号泣でした。
Y - 別プロジェクトも抱えていて、うれしいと思う暇がなかったです。でも、認定を通過したと連絡をもらったときは、涙が出ました。
S - 認定の連絡をいただいたときよりも、達成感などなど後からじわじわと嬉しさをかみしめていました。 |
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− 出来上がった書籍が実際に書店に並んでいるのを見ていかがでしたか? |
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このインタビューを受けているのが発売前なので、実際に見てみないと・・・と言う部分もありますが、きっと、特別な感慨があると思います。本当に、今から楽しみです。 |
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さいごに |
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− E-Trainer.jpのテクニカルライター養成講座についてはどう思われますか? |
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Y - とてもよかったです。一般的な内容ではなく、実話でしたので、実際に業務を開始してから役に立ちました。
S - 通常、セミナーというと受講する側は、聞くだけになりますが、講師、受講者間でのコミュニケーションをする場面もあり、また内容も、実践的で受講して良かったと思いました。
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− ライターを目指されている方にアドバイスをお願いします |
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T - 今回、先輩ライターさんに出産と同じで、一度はじめたら産み出してしまわないといけない苦労があるけど、達成感はそれ以上だと言っていただきました。本当にそのとおりですね。体力と気力が必要ですが、それ以上に達成感を味わいたい方、是非チャレンジしてみてくださいね。
Y - いいことばかりじゃないです。でも、書く楽しさもあります。どうしようかと悩んでいる方は、1度挑戦してみることをお勧めします。
S - 初めは大変かと思いますが、読者の方に伝えたい気持ちを忘れずに書いていくことだと思います。本を読むときに、もし自分だったらどのように書く?などという視点で常に見ていくとよいのではと思います。
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− 今後もライターのお仕事を継続されますか? |
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T - そうですね。今は鶴の恩返しの鶴が、はたを織る羽がない状態かもしれません(苦笑)でも、羽を生やしたら、もちろん、チャレンジします。
Y - 自分や周囲の状況を判断して決めたいと思います。
S - はい、もちろんです。少し書くことの楽しさが分かってきましたので、読者の方に、分かりやすいと言っていただけるものを目指したいと思います。
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