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執筆のきっかけ |
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− 今回の書籍を執筆することになったきっかけを教えてください |
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事務局よりお話をいただき、「ぜひやらせてください」とお願いしました。
今回は執筆が2回目でもあるのでプロジェクトマネージャーを担当させていただきました。 |
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− ライター養成講座の受講後、どれくらい経っているか教えてください |
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受講前に、MCA書籍の付録CD-ROMのチェックスタッフを経験させていただきました。
その時にお世話になったスタッフの方から「一緒にやりませんか?」とお誘いをいただき、同時にライター養成講座を申し込みして執筆開始、となりました。 |
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− 今回の書籍のコンセプトや対象者を教えてください |
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Excelの操作に慣れていない初心者にもわかりやすい内容になるよう心がけました。
受験者から聞かれる質問や試験での心構えなど、操作以外の部分をサポートする内容も盛り込み、実際の試験を想定した模擬問題プログラムも付属していますので、初めて受験される方はもちろん、2回目以降の受験者にも満足していただけるように問題も多く作成しました。
また、操作手順が詳しく書かれていますので試験対策だけではなく操作を学ばれたい方にも活用していただけるのではないかと思います。 |
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執筆中 |
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− 実質、どれくらいの期間で執筆されたのですか? |
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プロジェクト自体は2004年1月からスタートしました。
脱稿まで約3ヶ月半、校正に約1ヶ月費やしました。
その間、模擬問題作成やチェック作業なども入りましたので、余裕はほとんどありませんでした。 |
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− どのようなことに注意して執筆されましたか? |
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今回のコンセプトでもある「初心者にもわかりやすい内容」となるように心がけながら文章や構成を考えました。 |
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− 途中で「もうやめたい」と思われたことはありましたか? |
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やめたい、とは思いませんでしたが非常に苦しい日々でした。
昼間は講習会などの仕事をして、帰宅後に執筆活動をしていましたので、眠れない日が続いたこともありました。 |
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− 大変だったこと、辛かったことは何ですか? |
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自分のプロジェクトマネージャーとしての知識や力量不足を痛切に感じました。
チームワークに大切な「ほう・れん・そう」がスムーズにできず、関係者のみなさまにご迷惑をお掛けすることもあり、本当に申し訳なかったと反省しています。
その当時、お腹の調子が悪くなるなどストレスが体に出るという初体験もしましたが、今では「私って案外デリケートなのね」と笑って言えるようになりました。
今は、その時の経験と反省を踏まえて新しいプロジェクトに活かしたいと楽しみに思えるようになってきました。 |
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− 逆に、楽だったこと、楽しかったことは何ですか? |
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同時進行していたWordチームの方やご一緒したライターさんと励ましあいながら作業を進めてきました。
お互い、近況を報告しあって時には冗談を言いながら打ち解けた雰囲気で進行できたことは楽しくもあり、息抜きにもなったのではないかと思います。
また、前回もそうでしたが書いたものが校正紙となって形として見えるようになったときは感動しました。 |
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執筆後 |
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− 入稿した感想を教えてください |
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「やっと終わったー!」という気持ちと同時に、肩の荷が降りてほっと一安心しました。 |
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− 出来上がった書籍が実際に書店に並んでいるのを見ていかがでしたか? |
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Wordと共に5冊ずつ棚に並んでいるのを見ましたが、自分の成果物を書店で見るというのは感慨深いものがあります。
毎日見ていた原稿が、こんな形になったんだと思うと、子供の成長を喜ぶ親の気持ちにもなりました。 |
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さいごに |
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− E-Trainer.jpのテクニカルライター養成講座についてはどう思われますか? |
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まさか自分が執筆をするとは思ってもいませんでしたので、作業の流れや必要な知識などが皆無の状態でしたが、E-Trainer.jpのテクニカルライター養成講座ではメンタルな部分もアドバイスしていただけました。
一度執筆にチャレンジしたい、という方はぜひ参加してはいかがでしょうか?
また、執筆だけではなく、講習会で使用するテキストや資料などの作成にも役立つポイントなど、目からウロコの情報が得られること間違いなしです! |
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− ライターを目指されている方にアドバイスをお願いします |
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私はまだまだ「ライター」という枠に入るには未熟ですが、経験者としてのアドバイスとするなら、家庭を持つ方は、家族の協力がないと執筆に専念することができません。
今から根回ししておくことをお勧めします。
また、これはどなたにも当てはまると思いますが、関係各所の方と机を並べて作業するわけではないので、「ほう・れん・そう」が非常に大切になります。
メール1つでも、確認したことを相手に伝えるなど、こまめに連絡を取り合うことが必要と思います。
執筆期間は苦しいですが、書店に並んだときの感動は忘れられませんよ! |
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− 今後もライターのお仕事を継続されますか? |
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機会があれば、ぜひ続けて行きたいです。
いつか、自分で企画した書籍が出せたらいいなと思っています。 |
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− 著書の宣伝をどうぞ! |
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Microsoft Office Specialist試験で出題されるスキルとタスクを網羅していますので、
試験に必要な操作を確認しながら学習していただけるようになっています。
操作経験が少ない方にもわかりやすい内容となっていますので、操作を身に付けながら合格を目指して学習を進めていただけると思います。
また、ご自分が受験するときだけでなく、講習会の試験対策テキストとしても使いやすい構成になっていますので、ぜひご活用ください! |