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執筆のきっかけ |
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− 今回の書籍を執筆することになったきっかけを教えてください |
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秀和システムの編集者様を紹介して頂いたのがきっかけです。
それまでは、『MOT Essentials 重点対策&スキルアップマニュアル』の模擬試験アプリケーション開発作業での関わりでしたが、私がJavaインストラクターを兼ねており、時期的に自分の知る情報をまとめたいと思っていた矢先でしたので、依頼を受けたときは快く受けさせて頂きました。
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− 今回の書籍のコンセプトや対象者を教えてください |
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普段の講義の内容をそのまま本にというのがコンセプトで、書籍内の図の大半は、いつもホワイトボードに描く内容とほぼ同一になっています。
本書はSJC-P試験の受験を考えている方が対象ですが、単にJavaを勉強したいという方も読めるように、非常に初歩の部分から解説を行っています。
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執筆中 |
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− 実質、どれくらいの期間で執筆されたのですか? |
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約3ヶ月です。 |
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− どのようなことに注意して執筆されましたか? |
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講義時には、説明が理解できない方へ別なアプローチの解説を行って、なんとか理解していただけるようにしてきましたが、本の場合、そのようなことができないので、いかに多くの方に理解して頂けるかを考えながら書きました。
ただ、その反面、説明内容にややくどい部分があり、冗長気味になってしまったと反省しています。 |
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− 途中で「もうやめたい」と思われたことはありましたか? |
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特になかったです。
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− 大変だったこと、辛かったことは何ですか? |
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普段、口頭で話している内容を、理解しやすい文章にするという作業は本当に大変でした。正直な所、できあがった本を見て、「もっと理解しやすくできたのでは?」と思うことしきりです。 |
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− 逆に、楽だったこと、楽しかったことは何ですか? |
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執筆するにあたって、自分の知識の再確認が行うことができたのが大きいです。
これまで自分が正しいと認識していた所が、実は間違っていたというのが数点あり、まだまだ勉強不足だと再認識させられました。 |
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執筆後 |
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− 入稿した感想を教えてください |
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入稿直後の頭の中は真っ白でした。 |
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− 出来上がった書籍が実際に書店に並んでいるのを見ていかがでしたか? |
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新宿、秋葉原など、何軒かの書店で見かけました。本を、手にとって読んでいる方を見かけた時は、少し気恥ずかしかったですね。 |
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さいごに |
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− E-Trainer.jpのテクニカルライター養成講座についてはどう思われますか? |
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まだ受けたことがありません。
なんとかスケジュールを合わせてテクニックを教わりたいと思っています。 |
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− ライターを目指されている方にアドバイスをお願いします |
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まだ執筆業を始めたばかりなので、胸張ってアドバイスできることはあまりないのですが、書き始めた後に、構成を変えたい衝動に取り付かれる時が多々ありました。どんどん変更すれば、より良い内容になるとは思いますが、時間がそれを許してくれません。
できれば書き始める前に、可能な限り章構成やレイアウトを綿密にイメージして、後から変更のないようにできると良いかと思います。 |
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− 今後もライターのお仕事を継続されますか? |
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可能な限り続けたいと思っています。 |
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− 著書の宣伝をどうぞ! |
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おかげさまで、それなりに売れているそうで、御礼申し上げます。
春にはSJWCD試験対策本の発売となります。
さらに、2004年はJavaのバージョンアップによる言語仕様の変更など、大きな変化の年となり、これに伴う新たな書籍の出版などがあるかもしれません。そのときは是非よろしくお願いいたします。
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