著者インタビュー：玉野聖子さん

逆引きPowerPoint 2003/2002/2000

	執筆のきっかけ
	－　今回の書籍を執筆することになったきっかけを教えてください
	今までプロジェクトでしか書籍を執筆したことが無かったので、一人で執筆する経験を希望していたら、事務局からお声をかけていただきました。
	－　今回の書籍のコンセプトや対象者を教えてください
	Excelの入門、初級の人たちに向けて、よく使用する操作や、知っていると便利な機能を5種類の索引の中からすばやく探すことができるようにしました。
	執筆中
	－　実質、どれくらいの期間で執筆されたのですか？
	2004年8月から書き始めるつもりが、他のプロジェクトが大変だったこともあり、本格的に書き始めたのが2004年10月末で、そこから1ヶ月間で書き終えました。
	－　どのようなことに注意して執筆されましたか？
	普段の授業でも気をつけているポイントを含め、詳しい操作手順で分かりやすく説明することを心がけました。した。
	－　途中で「もうやめたい」と思われたことはありましたか？
	いえ、ありませんでした。
	－　大変だったこと、辛かったことは何ですか？
	大変だったことは、締め切りの迫っている最後の頃は2日で1章分を書き上げるといった時間との戦いだったことです。他には、校正と校正の間に時間があり、前回の校正を思い出しながらだったことです。
	－　逆に、楽だったこと、楽しかったことは何ですか？
	楽ということは無かったのですが、普段、授業で指導しているポイントなどを体系的にまとめるよい機会となったことです。書きながら新しい機能を発見することもあり、Excelの奥の深さを再発見しながらの執筆でした。
	執筆後
	－　入稿した感想を教えてください
	ほぼ1年がかりの作業だったので、入稿の連絡をいただいたときは本当にほっとしました。
	－　出来上がった書籍が実際に書店に並んでいるのを見ていかがでしたか？
	まだ書店に並んでいるのを見ていないのですが、見ると泣いちゃうかもしれません。
	さいごに
	－　E-Trainer.jpのテクニカルライター養成講座についてはどう思われますか？
	ライターになりたい、あるいは、どんなことをするのか？と、思ってらっしゃるのならば是非、受講されることをおすすめします。表面的な部分だけではなく、実践的な部分に踏み込んで「テクニカルライター」の内容を知ることができます。テクニカルライターの入口ですね。
	－　ライターを目指されている方にアドバイスをお願いします
	初めの一歩は勇気が必要ですが、やり始めないと、その続きはありません。やってみたいのであればトライしてみてください！
	－　今後もライターを目指されている方にアドバイスをお願いします
	ライターといっても一人でできる作業ではありません。今回、プロジェクトではなく一人で書きましたが、それでも編集や操作チェックやお手伝いの方など、たくさんの方に支えられて出来上がるものです。ライターとして成長しながらヒューマンスキルも磨きましょう。
	－　今後もライターのお仕事を継続されますか？
	今まで2年間、ずっと書籍をかかわってきたのですが、自分の中の引き出しの中を出し切った感じなので、書き続けるためにも何か新たな引き出しを作る必要を感じています。
	－　著書の宣伝をどうぞ！
	Excelを普段使っているといっても、限られた機能のみを使っている方が案外多いのではないでしょうか？　今回、私自身も執筆しながらExcelの奥の深さに感激することも多かったので、是非、書籍を手に取っていただいて、新たな発見をしてみてくださいね。