著者インタビュー：見立京子さん

Microsoft Office Project 2003 オフィシャルマニュアルクライアント編

	執筆のきっかけ
	－　今回の書籍を執筆することになったきっかけを教えてください
	MPUF（マイクロソフトプロジェクトユーザーフォーラム）に参加して、「Projectの書籍が少ない」という意見をお聞きしたこと。また、そのお話をお聞きした、マイクロソフトのProject担当者の方が出版社と交渉してくださり、執筆する運びとなりました。
	－　今回の書籍のコンセプトや対象者を教えてください
	企業でなんらかのプロジェクトを進めていく場合、Excelや紙などでプロジェクト管理を行うことが多いようです。計画を立案する時点では問題ないものの、実際に運用フェーズに進んでいった場合、なんらかの問題が発生してしまいます。この書籍では、プロジェクトの開始から終了フェーズまで流れに沿って、Projectのツールがどのように係わっていけばいいのかを説明しています。初めてProjectを使われる方から、既にProjectを自己流で使われている方までが対象となっています。
	執筆中
	－　実質、どれくらいの期間で執筆されたのですか？
	実際に原稿を書いていた時間は1月程度になりますが、その前の準備、及び執筆後の作業を含めると3～4ケ月かかっています。
	－　どのようなことに注意して執筆されましたか？
	できるだけリアリティのあるプロジェクトのデータを使うこと、現実的なプロジェクトについて記載することを心がけました。
	－　途中で「もうやめたい」と思われたことはありましたか？
	初めてのお付き合いの出版社様だったため、コミュニケーション不足でストレスがたまったことは多々あります。例えば、原稿の一部をマイクロソフトの方が書かれていたこともあり、その原稿を誰が修正するのか、などのコミュニケーション不足です。
	－　大変だったこと、辛かったことは何ですか？
	上記のような心理的なストレスが多かったです。また、オフィシャルマニュアルだということも心理的なストレスの一因かもしれません。
	－　逆に、楽だったこと、楽しかったことは何ですか？
	やはり実物を確認したときには、本当にうれしかったです。また、売り上げも好調だとのことで、少し肩の荷がおりました。
	執筆後
	－　入稿した感想を教えてください
	入稿後の作業を考えると、1つ山を上ったという喜びはありましたが、既に何冊も書籍を書いておりますので、それほどの喜びは感じませんでした。
	－　出来上がった書籍が実際に書店に並んでいるのを見ていかがでしたか？
	書店に並ぶというより、マイクロソフトのWebサイトで宣伝が掲載されたのを見たときに、大変感動しました。さすがオフィシャルマニュアルです。
	さいごに
	－　E-Trainer.jpのテクニカルライター養成講座についてはどう思われますか？
	ライターになりたいけど、どうしたらライターになれるのかわからないという方は多いとおもいます。その方達に対して、公平に扉を開けているという意味では、すばらしい講座だと思います。
	－　ライターを目指されている方にアドバイスをお願いします
	本当になりたい夢があったら、それに向けて努力することが絶対必要です。
	－　今後もライターのお仕事を継続されますか？
	もちろんです。
	－　著書の宣伝をどうぞ！
	クライアント編の宣伝ももちろん必要ですが、6月には、サーバー編も発売されます。ぜひ2冊合わせて、皆さんのプロジェクトにお使いください。