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MicrosftOfficeSpecialist 試験対策テキスト&模擬問題演習 Word 2003 エキスパート

著者E-Trainer.jp
URLhttp://www.microsoft.com/
japan/office/infopath/
prodinfo/ default.mspx

著者インタビュー: プロジェクトメンバー さん

> はじめて使う Microsoft Office InfoPath 2003 −自習書−


> 今回のプロジェクトにあたって
  − イニシアチブはAriesではじめての試みだったとお聞きしておりますが、
実施すると発表されたときにどう思われましたか?
 

S - イニシアチブの意味が良く分からず、いろいろな人に「イニシアチブってなに?」と聞きました。

W - イニシアチブがはじめてと言うこと自体知らなかったのですが、イニシアチブって何だろう?と思いました。

.T - 始めは昨年のスキルアッププログラムが名前が変わったのかな?という印象でした。(すみません、認識不足で・・)

U - 「イニシアチブ」って具体的に何をやるの?と不思議に思っていました。

  − メンバー選定はどのように行われたのですか?
  S - まずひとりは、以前から仕事をご一緒させていただいた方と一緒にしようという事で、もうひとりは、比較的新人でかつ、時間に余裕があってたくさん執筆できる方、そしてチェックは、スタイルガイドチェックに詳しい方ということで決めさせていただきました。

T - InfoPathやXMLについては是非マスターしたかったので立候補しましたが、途中、家庭の事情で執筆メンバーでいるのが難しい状況になり、事務局にお願いして他の方を探していただき、操作チェックという役割でお手伝いをさせていただきました。
> イニシアチブ担当のきっかけ
  − 今回のプロジェクトを担当することになったきっかけを教えてください
 

S - 最近XMLファイルがネット上で飛び交っているので いい機会なので、勉強がてら担当させていただこうと思いました。

W - 事務局からお声をかけていただき、参加しました。

T - 他の資格対策本を執筆したとき、XMLの部分が担当だったこともあり、是非、InfoPathをマスターしたいと思い立候補いたしました。

U - このイニシアチブの直前にスタイルガイドを含めたチェックを 担当したのですが、今回もスタイルガイドのチェックを担当するメンバーが必要とのことで、PMさんからお話をいただきました。

N - 私の場合、ベテランのライターさんが、急遽できなくなってしまい、私に声をかけてくださいました。

  − 今回作成したテキストのコンセプトや対象者を教えてください
  初めてInfoPathを触る方が対象です。
> 執筆中
  − 実質、どれくらいの期間で執筆されたのですか?
 

だいたい、2週間くらいです。

  − どのようなことに注意して執筆されましたか?
 

S - できるだけ分かりやすい画面と書き方になるよう注意しました。

W - 初心者に分かりやすいように注意しました。

T - 今回は執筆ではなくライターさんが書いた原稿をもとに操作チェックや内容チェックをしました。

N - とにかく私は初めてだったので、わからないことがあれば、まず自分で調べてから最終的に自己判断する前に、メンバーに相談しました。

  − 途中で「もう辞めたい」と思われたことはありましたか?
 

S - 期間が短期だったせいか、やめたいと思った事はありませんでした。

W - 辞めたいとは思いませんでしたが、「期限までに間に合わないかも。」とは何回も思いました。

T - いえ、ありませんでした。

N - ないです。

  − 大変だったこと、辛かったことは何ですか?
 

S - スタイルガイドに沿った書き方をするのが大変でした。

W - 校正のお仕事と重なってしまって、上手に頭を切り替えられなかったことです。

T - 皆さんすごいスピードで原稿を書いてくださったので、少しでも早く操作チェックをお返ししようと必死でした。

U - 他の書籍のチェックや作業と重なってしまった日は大変でした。家事も育児も放棄してやってました(笑)

N - これ以外の仕事が入っていると、そちらの仕事もしなくてはいけないことがあり、頭の中が混乱してしまったことがありました。何から手をつけてとよいのかわからなくなってきてしまったようで。 でも、他のメンバーさんの私よりも多忙なスケジュールをきちんとこなしている姿を見て、自分に覇気をつけました。

  − 逆に、楽だったこと、楽しかったことは何ですか?
 

S - 今回、ほぼ初めての方が2人いらっしゃったのですが、全速力で取り組んでいる姿勢を見ていると、 こちらまでいい刺激を受けました。

W - お仕事をご一緒させて頂くのは始めての方々だったのですが、掲示板で頻繁に連絡を取り合ううちに、だんだんチームとしてまとまっていく感じは楽しかったですね。

T - 操作チェックをしながら、InfoPathのすぐれた機能を発見できたこと。「へーーーほーーー」と、感動の連続でした。

U - 初めてご一緒させていただくメンバーが多かったのですが、サイボウズの掲示板等で連絡をこまめにとりあっていたので大急ぎの作業でしたが、スムーズに進んだことです。

N - 「へ〜こんなことができるんだ〜」とか発見が多くて楽しかったです。

> 執筆後
  − テキストが完成した感想を教えてください
 

S - 今回は短距離走だったので、疲労も少なく、爽快な気分でした。

W - 間に合った。

T - あっという間でした。Wordでテキスト作成は初めてだったので、紙とは違う醍醐味でした。

U - ほっとしました。

N - 本当にはじめての作業で、普通のライターさんよりも時間をかけさせていただいたり、チェックをより丁寧にしていただいたりといろいろな人のサポートがあって今回、私の第一歩が踏めたような感じです。 終わったときは、完成、という気持ちよりなんか、「え?終わったの?」というぐらいさっぱりと完成した感じです。まだ実感がないです。

  − イニシアチブは正式に買い取りが決定したとおききしましたが感想はいかがですか?
 

S - 初クライアントが決まっていなかったので、締め切りを意識していませんでした。 買い取りをしていただいたのは、最終的に2月初旬には完成する事!という締め切りを事務局から言われ、それに合わせて書いたおかげだと思います。営業するにもタイミングというのはあるということがよく分かりました。

W - 出版予定なしと聞いていたので、こういう風に形になってうれしいです。

T - 操作チェックをしながら、InfoPathの可能性や面白さに触れることができるよいテキストだと思っていたので、それが買い取りという形になって世間に広まるのは嬉しいですね。

U - プロジェクトの開始が急に早まったので、びっくりしたのですが、営業のタイミングに合わせたようですね。買い取っていただく企業様がなければ、赤字になってしまいますので、安心しました。

N - 先の回答とだぶりますが、まだ実感がない感じです。

> さいごに
  − 書籍とイニシアチブの違いを教えてください。
 

S - 書籍は基本的に書く事につきますが、イニシアチブは予算取り等、自分たちにいろいろな決定権があるというところでしょうか。

S.T - イニシアチブは自分も勉強しながら、成果物を作成することでプロジェクトのダイジェストを体験できるところでしょうか。予算など、自分たちで相談しながら決めることができたのも書籍には無い経験でした。


U - 執筆期間の長さ、ボリュームですね。あと、書籍では「他の書籍との差別化を図れるもの」という点がポイントになりますが、イニシアチブではメンバーや読者に対して「このソフトをもっと知ってほしい!」という意味合いが強いように思いました。

  − E-Trainer.jpのテクニカルライター養成講座についてはどう思われますか?
 

W - 書籍が完成するまでの流れを知ることができるので、実際に仕事をするときに
戸惑いが少なくてすみます。かなり突っ込んだお話も聞けるので、是非受講をお勧めします。

N - いろいろな人のやる気をもらいました。すごく良い刺激になりました。
またライティング講座の内容はすべてが、ここでの仕事のポイントを話してくれてます。自分なりに聞いていたつもりですが、忘れて抜けてるところも・・(笑)
どんな些細なことでも、メモして、わからないことは講座の先生にもっと質問すべきだな、と思います。

  − ライターを目指されている方にアドバイスをお願いします
 

W - 私もライティングって、難しいものと思っていました(確かに、難しいし大変なのですが)。講師の方の「自分が勉強した成果を出す場が、セミナーや講習会であるか、ライティングであるかの違い」という意味の事をおっしゃられて、「なるほど」と思い、一歩踏み出す勇気が出ました。皆さんも、勇気を持って一歩踏み出してみませんか?

N - 家でできる本格的な仕事です。
家での仕事だから、という中途半端な気持ちではできないと思います。外で働いているのが自分の家の中で行われるイメージです。そのあたり、自分の今の生活とあわせてやっていけそうであれば、やりがいはあると思います。

  − 今後もライターのお仕事を継続されますか?
 

W - はい。続けて行きたいと思います。

N - 機会があればと思います。まだいろいろ勉強しなくてはいけない部分があるのでこんな私でも一緒にお仕事してくれる人がいれば、というのが大前提ですけど。

> 追加質問
  − 書籍の執筆と、イニシアチブとどちらが楽しいですか?
  S - 対象が、自分がこれから勉強したいものであればイニシアチブのほうが楽しいです。 また、環境にもよりますが、現状では小刻みの時間しか取れないので、仕事内容的にイニシアチブのほうが合っていると思いました。

T - イニシアチブは自分も勉強しながら、成果物を作成することでプロジェクトのダイジェストを体験できるところでしょうか。予算など、自分たちで相談しながら決めることができたのも書籍には無い経験でした。
  − ライターを目指す際に、イニシアチブから経験するという道はありでしょうか?
  S - 書籍だと、長距離走なので、途中でモチベーションが保てなくなる事があります。 なので、初心者には逆にイニシアチブのほうが向いているかもしれません。
  − イニシアチブという業務は、Ariesで今後も続けていったほうがよいでしょうか?
  S - 他社がやらないソフトをいち早く習得して、テキスト・書籍を書く、という戦略は大変いいと思いました。また、皆同じ方向(Word,Excel、Access)を目指すよりも、ある程度得意分野を分けたほうが、仕事がバッティングしなくていいと思います。