著者インタビュー：松本瀬里奈さん

2000/2002/2003対応 ExcelVBA辞典

	執筆のきっかけ
	－　今回の書籍を執筆することになったきっかけを教えてください
	最初のきっかけは、E-Trainer.jpでライター養成講座を受講したこと。今回の書籍がE-Trainer.jpでの3つ目の仕事です。
	－　ライター養成講座の受講後、どれくらい経っているか教えてください
	最初のお仕事はライター養成講座を受講してから約2ヶ月後、おととしのことです。
	－　今回の書籍のコンセプトや対象者を教えてください
	Excel VBAでよく行われる操作を抜粋し、できるだけ平易なサンプルプログラムで解説しました。対象者は主に初級者～中級者です。初心者の方でも、ちょっとしたプログラムが書けるように、必要最小限の知識をプロローグとして載せました。
	執筆中
	－　実質、どれくらいの期間で執筆されたのですか？
	脱稿までは2ヶ月と10日です。校正作業にはいるまでに少し間があったので、トータルで5ヶ月仕事でした。
	－　どのようなことに注意して執筆されましたか？
	サンプルプログラムがわかりやすいこと。表記ゆれ。
	－　途中で「もうやめたい」と思われたことはありましたか？
	正直言って・・・ありました。(笑) 理由は次の質問の答えになりますでしょうか。
	－　大変だったこと、辛かったことは何ですか？
	とにかく、毎日毎日書いても書いても書いてもまだあったこと。そして、これも重要あれも重要と思ってもページ数には限りがあるので書く内容を選別するのがむずかしかったこと。実際予定より、かなりページ数オーバーで出版となりました。そりゃ、書いても書いてもあるわぁ～と後から思った次第です。また、「辞書」なので、フォーマットも決まっているし、以前書いたフリーフォーマットのものよりも楽かも・・・と、当初は思っていましたが、見事に裏切られました。そのある意味"単調"なところが「書いても書いてもまだある」につながりました。また、フォーマットが決まっているといっても細かいところでは1つ1つ違うので、細かいところに気配りをするのが大変でした。「辞書」おそるべし。また、途中、体調が良くなかったりもしたので、その時は辛かったですね。終わってみたら、脱稿に間に合ったのが奇跡に思えます。
	－　逆に、楽だったこと、楽しかったことは何ですか？
	楽だったこと・・・ありません！楽しかったこと・・1日30項目以上書いた日は、「私って天才？」と、少し思いました。そんな日はめったにありませんでしたが。また、そんな執筆期間をどうやりくりしたのか某ライブに3回もいってはじけたこと。
	執筆後
	－　入稿した感想を教えてください
	「ど、どうだ～」って感じでしょうか。
	－　出来上がった書籍が実際に書店に並んでいるのを見ていかがでしたか？
	自分が書いた本が並んだのは初めてではありませんでしたが、やはりうれしいものです。大抵の書店では1～2冊置いてあることが多いのですが、某書店で平積みが2山あったのを見たときはおったまげました。
	さいごに
	－　E-Trainer.jpのテクニカルライター養成講座についてはどう思われますか？
	ライターの仕事の流れや、出版業界の常識まで、実際にライターとして活動している講師の生の声を聞くことができます。
	－　ライターを目指されている方にアドバイスをお願いします
	意外と細かい作業が多いので、普段はおおざっぱでも、いざというときには細かい作業ができる方のほうが向いていると思います。また、ネタがないと書けませんので、自分の得意分野を作っておくと良いと思います(自戒もこめて)。
	－　今後もライターのお仕事を継続されますか？
	継続していくつもりではあります。しかし、今回のお仕事があまりにも大きかったので、しばらくお休みに入ります。また、雑誌ライターとしての活動にも興味があります。
	－　著書の宣伝をどうぞ！
	ページ数をオーバーしただけあって、入れたい内容はほぼ入れられました。 Excel VBAでのプログラミングの経験がない方でも、本書のプロローグをたどっていけば、ちょっとしたプログラムを作成できる基礎知識が付きます。また、辞書部分はカテゴリー分けを細かくしているので、目的にあった項目が探しやすくなっています。中上級者には辞書部分をバリバリ使っていただければと思います。